2016年5月20日、武蔵大学のはす向かいにある「ギャラリー古藤」(西武池袋線江古田駅南口)に、自然エネルギーによる、地域に根差した市民の発電所(5.856kW)が誕生し、太陽光発電を開始しました。
練馬グリーンエネルギーは、原発に依存しなくてすむ社会をつくるための具体的な行動として、太陽光発電装置を、公共性の高い場所に共同で設置することをめざしてきましたが、ついに、一号機が完成しました。
<設備概要> | |
設 置 場 所 | 東京都練馬区栄町 |
屋根の形状・方位角 | 3階建、陸屋根・15度 |
架台傾斜角 | 10度 |
パネル 容量・メーカー | 5.856kW (244W×24枚) パナソニック(VBHN244SJ33) |
パワーコンデショナー 容量・メーカー | 5.9kW パナソニック(VBPC259B3) |
場所は、武蔵大学のはす向かいにある、ギャラリー古藤。福島を忘れないための『江古田映画祭』をはじめ、社会的に意義のあるイベントを多数開催している場所です。
http://furuto.art.coocan.jp/
太陽光でつくられた電気は、ギャラリー古藤で開催するイベントで使われます。ギャラリー古藤で使われなかった電気は、電力会社に販売され送電網を通じて近隣に供給されます。
(非常災害時には、近隣の方々の携帯電話充電などにお使いいただくことを検討しております。)
『ふるとうSUN』という名前は、公募・投票を経て決定しました。
5月22日には点灯パーティーを行い、駆けつけてくださった大勢の皆さんとともに、喜びを分かち合いました。
この発電所が、自然の恵みを利用した地産地消のエネルギーを増やし、それを軸に人と人をつなぎ、未来世代への負の遺産を少しでも減らす活動の拠点となっていくよう、ギャラリー古藤の皆さんと一緒に育んでいきたいと考えています。
多くの方々のご支援に心より感謝いたしますとともに、末長いお付き合いをよろしくお願い申し上げます。