2015年1月18日開催済
練馬の市民発電所づくりについて考えよう!~意義・期待・課題~
於 ピアレス(石神井公園区民交流センター)
昨年8月の設立イベント以降、見学会や講演会、そして市民発電所の場所探しと精力的に活動を続け、早4カ月。ここで一度立ち止まり、市民発電所づくりを通じて練馬に何をもたらしたいのか、知識や経験をシェアしながら考えを深め、交流を広げようという趣旨で、ワークショップを開催しました。
当日は19名が参加し、ワールドカフェ方式で自由に意見交換。3ラウンドの対話の後、<意義><期待><課題>について、各自が印象に残ったキーワードを付箋に記入し、全体で共有しました。
以下、代表的な意見をいくつかご紹介します。
<意義>
・エネルギーの地産地消
・原発に依存しない持続可能な社会
・エネルギーをテーマにした人のつながり
<期待>
・電力自由化を見据えた練馬型ビジネスモデル
・省エネ&創エネを同時に進めることでの相乗効果
・市民・区民がつながれるまちづくり
<課題>
・行政との連携
・若手を含む幅広い層の参加
→いろんな世代が興味をもつような参加メニュー
→楽しみながら、楽しい目標を(オリンピックまでに再エネ20%達成)
はじめて参加された方とも話がはずみ、いろんなアイディアも生まれて、あっという間の1時間半。
なかでも、ドキュメンタリー映画「シェーナウの想い~自然エネルギー社会を子どもたちに~」の上映会を開こう!という提案はみんなの賛同を得て、今年の活動計画に早くも盛り込まれました。
シェーナウ市の市民グループがドイツ史上初の「市民の市民による市民のための」電力供給会社を誕生させるまでを追ったこの映画、2012年ごろに全国各地でさかんに上映会が催されたので、ご覧になった方もいらっしゃるかと思います。でも、市民発電所の設立にむけて実際に動き出した練馬でいま上映すれば、きっと新たな学びがあるはずです。ぜひご期待ください。
とにもかくにも、「まずは1号機」という大きな目標にむかって、幸先よく2015年のスタートを切ることができました。
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【告知内容】