- 設立の趣旨
東日本大震災による原発事故を経験し、日本人の多くはやっと、ふんだんに使ってきた電気を、誰から買っているのか、何 からつくっているのかに目を向けるようになりました。
そして、わたしたちは、思ったのです。 「原発に依存しない社会をつくりたい!」と。 そのための前向きでクリエイティブな活動として、地域での自然エネルギーづくりを始めることにしました。市民が自ら参加し、地産地消でエネルギーをつくる「市民活動」として、まずは、市民発電所から挑戦します。
目に見える形で次世代へつなぐエネルギーをつくりながら、 さまざまな立場の人々が、垣根を越え、集まって来てくれるはず、それに伴って、自然エネルギーに興味をもってくれる人 が増えるはずだと、信じて努力していきます。
- 設立の経緯
2013年に開催された「市民のエネルギーひろば・ねりま」の連続講座において、各地で広がる市民参加の地域エネルギー 事業についての学習会やワークショップが開催されました。 市民発電所を設置する活動を続けてきたNPO「元気力発電所」も登壇し、講座への参加者有志により「練馬にも、大勢の市民参加による市民発電所をつくろう」との呼びかけがなされました。 2014年1月に「練馬に市民発電所をつくる会設立準備会」が立ち上がり、2014年5月1日に任意団体発足、都内各地の市民発電所見学会を開催しながら、 市民発電所の設置をめざして準備を続けてきました。そして2015年12月17日、活動を更に拡大・進化するために法人化致しました。